平成21年11月18日水曜日

[サンパウロ新聞]大聖圏ロドアネルで梁3本落下 車両3台85tの下敷きに

13日 午後9時頃、サンパウロ州エンブー市のレジス・ビッテンコート街道(国道116号線)279キロ地点で、同街道をまたぐ形で建設中のロドアネル高架道路か ら、3日前に取り付けたばかりの梁3本が落下。街道通過中の車両3台を巻き込み、3人が負傷する事故につながった。聖州政府は、梁に亀裂が入っていた可能 性があるとして調査中だが、工事を請負っている道路開発公社(Dersa)による「手抜き工事」との指摘もあり、事故の解明とともに行政責任が問われるこ とになりそうだ。詳細はこちら

ロドアネルとは?

「ロ ドアネルマリオ・コヴァス」はサンパウロ市に入る街道(バンデイランテス、アニャングエラ、カステロ・ブランコ、ラポゾ・タヴァレス、レジス・ビテンクー ル、アンシエタ、イミグランテス、アイルトン・セナ、フェルナン・ヂアス、ドゥトラ)をつなぎ、完成すると大聖圏を囲むの環状道路となる。工事はマリオ・コヴァ ス知事政権中の1998(平成10)年に始まり、2014年ワールドカップまでの完成を目指している。

いくつかの市を通るこの環状線の目的は、サンパウロ市を通過して他の目的地に向かうために引き起こされる交通渋滞を緩和することである。

施工は北、南、東、西という四つの区域に分かれ、西区域のみ完成されている。2002(平成14)年に完成した西区域は32キロにわたってレジス・ビテンクール、ラポゾ・タヴァレス、カステロ・ブランコ、アニャングエラ、バンデイランテス街道をつなぐ。

Folha Online

平成21年11月6日金曜日

銀行強盗でファリア・リーマ大通りで大混乱

シティバンクの支店への攻撃で昼食時間に銃撃戦、交通停止

犯人は二人とも逮捕された。一人は現場で撃たれ、もう一人は逃走中に捕らえられた。

114日サンパウロ市の経済中心地の一つであるBrigadeiro Faria Lima 大通り(愛称ファリア・リーマ)で失敗に終わった銀行強盗があった。銃撃戦で銀行の周辺は大混乱になった。

犯人は二人で、一人は銀行の中で撃たれ、もう一人は逃走中に捕らえられ、二人とも逮捕された。追跡の中、警察官がレストランに突入して客らを驚かせ、混乱を起こした。

12時ごろ男二人がシティバンクの支店に入り、銀行の職員と客を人質にした。

数分後、軍警察が到着し犯人らと交渉を始めた。銀行がパトカー15台に囲まれ、周辺の交通が止められた。

銀行の警備員が拳銃を握っていた犯人の凶器を奪おうとして銃撃戦が始まった。犯人の一人が肩に銃弾を受けた。負傷した犯人は逮捕され、病院に運ばれた。

当地の警察司令官Fernanda da Silvaは「彼らは拳銃一つしか持っていなかった。警備員が落ち着いていれば銃を撃たなくて済んだ」と語る。

混乱の中、拳銃を持っていた犯人が逃走しようとした。ガラスを撃って、銀行を出て隣の駐車場に突入した。そこで逮捕された。

警察が銀行の周辺に他の犯人がいないか調べだした。Villa CabralというレストランとBanco de Eventosイベント企画会社に突入し、客らを驚かせる事態となった。

レストランの経営者Marlene Calafioriによると、拳銃を持った警官が入ってくると客が驚き、カウンターの後ろに隠れたり、食卓を倒して盾にしたりしたという。